弊社の看板商売である
「野菜無人販売所」
「野菜無人販売」でgoogle検索をすると
まぁまぁ上位?に表示されてます
シェアベジ
確かに大きな商売ではありませんが、
初期費用をかけること無くスタート可能です
無人販売をやってるみなさんが使っているような
販売ロッカーも必要ありません
必要なのは
チャリンコと根性w
まぁ、車があれば楽ですけど、チャリで十分
根性も体育会系の根性とかじゃなくて
コツコツ続ける、、、、、類のものね
俺も子供の頃はずっとスポーツやってて、失敗したら
顧問の先生にグーでぶん殴られてた世代ですが、その手の
泥くさい根性物は大嫌い
若い頃、風邪気味だから今日は勘弁して下さいよ~と営業先の担当に
いうと「アルコールで消毒すりゃ大丈夫だって、飲みに行くぞ」
なんつー乗りが平気でまかり通ってましたが、そんな根性とかは
必要ありませんコツコツやるだけで大丈夫です
保健所の許認可関係もこと「野菜」についてはそれほどむずかしくは無く
我々のやっているほぼ全てのことは「届出」で可能です
焼く、蒸す、茹でるなどの大掛かりな加工で無ければ
切り分ける程度でしたら産地、要加熱加工表示さえちゃんとし
ていれば「届出」で大丈夫
元々野菜は消費者が「目で見て」「選別」することが可能な食品
消費期限も賞味期限もありません
そもそも腐ってたら分かるし
買わないだろ
っていう大前提の元で販売がされています
なので独自の期間を設けて、それぞれの販売所の理念に沿った
「見切品」なるものがあるのです
これは我々無人販売所とて同じ理屈
我々独自の判断により販売物の期限を設けております
では、肝心の
「奥さん、それ、儲かるの?」
ですが、、、、よそさんの内情は知りませんが、
この手の「野菜無人販売所」がそれほど儲かるとは到底思えません
生産者さんならいざ知らず、我々のような流通業者として
野菜を流通に媒介して儲けを出すのは至難の業だと思います
同じ流通の流れにいて到底ダイエー(イオン)さんの販売力=
仕入力に勝てる訳が無いんですからw
それが
「野菜販売おじさん」が消えた理由
です
おじさん達はイオンダイエーのような大手流通と戦うというより
町の八百屋さんと戦っていました
このときは良かったですよ「引売」の届出を出して
同じ引き売り仲間と商品を融通しあい、しかも八百屋さんと
違ってほぼ固定費無しで戦っていたんですから戦いがい(儲け)
もあったと思います
でも、流通が変わり大手スーパーのバイイングパワー(≒セリングパワー)
が強烈に上がることで生産者(農家さん)までもがその理屈に従わなければ
商売にならなくなってしまうほど大手流通の力が増して行きました
スーパーの外に捨ててある野菜のダンボールを見て下さい
多くのダンボールに「共選」なる文字が書いてあると思います
農家さん、流通業者が大手流通のニーズに答え続け、大量販売を
可能にする為に出来た企画(=規格)でもあります
※共選についての説明はここでは省略します
これが野菜販売おじさんが消えた大きな理由です
大手流通と同様に大量に商品を扱えないと仕入れも
ままならなくなっていったのです
じゃあ、俺らもその「野菜販売おじさん」と同じように
消えてしまうかと言えば、消えません
そこで戦ってませんから
戦ったら絶対に負けます
大量消費のニーズのために作られた流通システム
どうしても穴が開きます
多く人々のニーズに答え続けようとすると穴の事は
後回し、、、、というか見ないことにするんでしょうな
そこ(流通網)にいる人々にとっては無駄な事ですしね
その穴は前からあって、ずっとこぼれててたのでしょう
その落ちてきたものを「あーらよっとw」と
すくってるのが我々です
ちょっと抽象的なお話になってしまいましたが
このことについてはチョイチョイ話題にしたいと思います
詳しく知りたい方は